2010年10月アーカイブ



中小企業Web戦略:第24回 
中小企業のtwitter活用- 実践編2


こんにちは、中曽根です。
今回は実施中のtwitterの企業アカウントの運用経過報告のポイントについて考えてみたいと思います。

 広告効果測定よりは、プロモーション運用報告なので特に難しいところはないでしょう。ただ基本としてのポイントと効果測定の指標については押さえておきたいところです。
便利な効測ツールも充実してますので併せて紹介します。



基本はtweetのログ保存

 中小企業のtwitter活用で、まずやっておきたいのが企業そして発信した内容の保存でしょう。
どのようなつぶやきをしたのかは一覧で確認で きる、あるはcsvなどで記録しておきたいところです。もちろんサイトアクセスすれば一覧をみることが出来ますが、便利なツールも紹介しておきます。

 活用できるツールは「Twilog」アカウントを指定すれば一覧をCSVでダウンロードできます。また、ニュースリリースでの新製品発表やイベ ントをリアルに中継するなど、特定期間や#/ハッシュタグを利用した投稿などを取りまとめておくのに便利なのが「Togetter」です。

利用方法はいたった簡単ですのでここでは触れません。



効果測定の基本


1.フォロアー指標

 twitterの効果測定でまず抑えておきたいのが、フォロアー数の推移。
これも日々チェックして記録するのはきついので、気になるベンチマーク先のフォロアーを含めて過去3ヶ月のフォロアー推移をグラフにしてくれる「Twitter Counter」はとても便利です。

フォロアーの増加ペースや競合の状況なども踏まえて、運用の指標や改善に役立てられます。


2.投稿指標

 次には投稿状況の把握。実際のユーザの投稿数などをチェックするツールとして、「TweetStates」は、日別、時間、曜日別投稿数、数量推移等が見れ、自社のリリースなど投稿に合わせたユーザのレスのチェックなどを図るのに効果を発揮します。


3.トラフィック誘導指標

 次には、広告等のメディアとプロモーション・ミックスを展開する際にtwitterからトラフィック誘導にはどの程度効果があったのかは、報告に入れておきたいところですね。
ここで使えるのが「Backtweets」。指定URL(短縮URLも可)がどれだけtweetされたかチェックできます、メールで受け取ることも可です。




効果測定のまとめ>


 ここまでは、twitter上での効果測定を上げましたが、自社サイト、誘導先サイトなどでの測定も欠かせません。必要なのはトラフィックユー ザ獲得数で、Googleアナリティクスを使用す場合ならカスタムセグメントでtwitterサイト経由を指定し、他の広告流入ユーザとの差異をチェック しておきましょう。

 基本的には、広告、プロモーションの利用媒体別にユーザ獲得量や、ユーザのサイト回遊状況、離脱状況などを把握することで、次のプランへの改善材料を抽出し、徐々に段階を追ってROIを高めていきましょう。


 以上2回に渡り、中小企業のtwitter活用について、アウトラインをなぞってみましたが、プロモーション策定においては個々の企業に合わせた調整や設計が必要となります。

 ただ、実施に多くの手間を経ても基本的には、外注費用は"twitter企業アカウントは基本タダ"であるtwitterであり(プロモーション費用は有償)、その運用効果はやり方しだいで今までの媒体に単純に比較できませんが、多くのものが期待できます。


いかがでしたでしょうか、
これを機会に導入検討してみますか??Ww


今回もお付き合いいただきありがとうございます。
次回もよろしくお願いします。


次回予告

中小企業のWeb戦略:第25回 中小企業の広告展開-バナー広告編




中小企業Web戦略:第23回 中小企業のtwitter活用-実践編


こんにちは、中曽根です。
前回では、"中小企業のtwitter活用-導入編"として、導入の可否、下準備や根回し、活用方法など列挙してみました。
今回は実践編として、実際にtwitterの運用方法としての投稿ソフトやフォロアー対応などについてなど考えてみたいと思います。

 twitterの投稿や返信、RT、QT、D.メッセージなどの基本的なhow toはすでに周知のこととして、本ブログではどう運用していくかという視点から中小企業のWeb戦略へと繋げていければという目的で綴っていきます。



中小企業Web戦略:第23回 中小企業のtwitter活用-実践編



1.誰が担当となるのか、担当者は一人か複数か?

 運用確定後に一番のポイント(実際はババ抜きという感じでしょうがw・・)となるのが、担当決めです。Web担当と同様に往々にして、Webリテラシー多少の尺度からほんとに入社数年、極端には新人などが抜擢されるパターンもありがちです。

 がしかし、twitterの場合はサイト設計・運用ほどの専門知識は必要も無くどちらかといえば、事業主体を十分に理解している各事業部や販 促、宣伝を縦横に俯瞰しハンドリングできる(すべき)、広報やブランド戦略室などのセクション/中小企業で言えば、社長直轄セクションなどが適任だと思い ます。

 また、前回の"運用ポリシー"でも触れましたが仮に、投稿は告知のみとせずにコミュニケーションをとる場合には、"返信"が当然必要です。その場合、botなどのシステムを利用しなければ、担当者のレス入力のアクションが必要になります。

当然のことながら、24時間投稿は入ってくる体制ですので、レスの権限を担当に与えたとしてもレスを入れるにも、夜中や休日といったことも含めリアルタイムにはできないわけです。

 そこで予め運用ポリシーをアカウント設定時に決め、どのように投稿にたいするレスの期限とかオープンにすることも考えられます。

それと同時に、投稿内容のチェック方法はどうするか、レスの対応権限はどこまでの範囲にして、誰に託すのか等‥、詳細を詰めておきます。以外と時間かかり大事な部分ですのでじっくりと経営層も交えて事前に取り決めておきたいポイントとなります。



2.どのように運用すれば良いのか?

さて、ここで中小企業がtwitter運用する際に便利なツールを探してみたいと思います。ツール比較は主眼としいないので列挙はせず、代表的な例を上げます。

まず代表的なものとして挙げられるのが、CoTweet(R)。名前からして企業用ツールです。アメリカのソーシャル系企業のソフトでスタン ダードエディションならFreeです(これもご多聞に漏れずFREEMIUM)。かのコカ・コーラ社やマイクロソフト社など錚々たる企業も採用してる企業用クラ イアントソフトです。
facebook連携やSlesforceと統合、投稿履歴制限フリーなどが出来ませんが、中小企業なら当然スタンダードエディションで十分です。



使えるポイントとして、

1. 1アカウントに対し複数担当者を設定可能

2. 複数アカウントに対し複数担当者を設定可能

3. 運用リーダー設定の基、投稿内容に対して各メンバーへ対処依頼出来る

4. 予約投稿機能設定が可能

5. 投稿アカウント/内容の管理が可能


ポイント1.2.に関しては上記説明の通り大体ご想像つくかと思います。ポイント2.では前回既出の"常設アカウント"、"臨時アカウント"などの使い分けも可能となるわけです。

"中小企業のtwitter運用"なので今回特筆したかったのは、ポイント3.4.5.です。
中小企業なのでコーポレートアカウントで常設というパターンが一般的だと思います。

 そこで、まずポイント3.で、チーム運用を容易にしてくれる機能です。
例えば、リーダーがある部門長で、メンバーは当該部署の代表者もしくは代理者だと仮定します。
その場合、かりに営業的投稿に関しては営業部門へ、販促的投稿に関しては販促部門へと・・・、リーダーがクライアント上で指示し、受任者にはメール通知されるという点。

 各メンバーがiPhoneを始めとするスマートフォンを携帯していれば、外出時もPOPやIMAPメール対応可能なわけです。"ソーシャル系クラウドサービスにはスマートフォン"が必携とはこのことですね。。


 次にポイント4.では、例えばニュースリリースを指定日時に発する予定があり、同時にtweetして話題性喚起を狙う場合などに使えるので、"タイミング"の機会損失を防ぐことが出来ます。

 さらにポイント5.では、投稿ユーザアカウント毎にコミュニケーションを時系列でチャットのように(丁度iPhoneのSMS/MMSのよう に)親しみやすいUIで可視化してくれますので、フォロアーや一般投稿者からの投稿に対して、うっかりの"対応漏れ"なども防ぎ円滑にコミュニケーションできます。
また
、企業として注目すべき投稿内容なども直ぐに一覧 できますので、仮に上層部などへの報告、決済が必要な場合にも"使えるTL"となり得ます。


実務的な話から一歩階段を上がって俯瞰してみる

"中小企業のtwitter活用"とは、単純に不特定多数に向けたメッセージボード/媒体にとどめずに、ささいな楽しいtweetであっても企 業にとってリリースと同列に配置されるものであり、特にコーポレート常設アカウントにおいては、顧客や潜在層などを含めた"ユーザとのエンゲージメント"たる"ステートメント"と受け取られる、ということがお分か り頂けると思います。
そして事前の企画策定とオペレーションの善し悪しで成果は分断されてくると思います。


 さて、次回は"中小企業のtwitter活用"での効果測定について考えてみたいと思います。

 今回もお付き合いいただきありがとうございました。


次回予告

中小企業Web戦略:第24回 中小企業のtwitter活用-実践編2
効果測定について







中小企業Web戦略:第22回中小企業のtwitter活用-導入編


 さて、久しぶりの投稿となりますが皆さんいかがお過ごしですか?
10月ともなるとバタバタと年末や翌年に向けた準備も始まっていることかと思います。

 さて、今まではシリーズで中小企業の抱えるWeb対応について、戦略の立て方から制作、成果を上げるための運用という視点からご一緒に考えてきました。

 今回からは、既に出来上がっている(あるいは自社広報サイトとしてガチガチに仕上がってしまっている???)サイトを基盤として、それを前提にどのような手法を使っていくことにより、中小企業の業務成果=営業成果へと繋げていくか?

いわゆる、ネット・マーケティング(やや抽象的な表現となりますので、一般的なマーケティング業務におけるネット領域ですべきこと、と基本ご理 解ください。)を中小企業でどのように担当者の方、関連部署、上司、経営層が理解し運用していくべきか、について有るべき方向性を探していきたいと思いま す。


 では、本題に入りましょう。以前も他エントりーにて少し話題に上り、折に触れtwitterについてきちんと本エントリーします、と前振ってきました手前、まず今回は"中小企業のtwitter活用"について考えます。
尚、本ブログでは忙しい方にもさらりとお目通しいただきたいので、ポイントを"結論"としてその理由を3行程度にまとめていくスタイルにしていこうと思います。


中小企業のtwitter活用-導入編

1.twitter利用判断は、成果指針・目的と擦り合わせた後

・ネットで数多くのターゲットユーザにリーチ(PR・ブランドやキャンペーンなど認知訴求や最新情報の発信)したい、またそのような手段が今までアナログに頼っていて、手間や予算の削減に悩んでいた。。

・今まで電話やメールだけでユーザ対応していたが、さらに機会損失を減らしユーザ取りこぼしの無いようにユーザ・コミュニケーションの場を必要としている。。

・集客や販促の告知手段として広告・チラシ(新聞、サンプリング)等の効果倍増を狙いたい。。

・本サイト(ランディングページ)へのトラフィック誘導を図りたい。。


 ザックリとこのような場合にはtwitterは持ってこいのツールだといえます。。又一般的にtwitterはBtoC企業には親和性が高いですが、BtoB企業においても十分活用できます。
とにかく、twitterを活用すること自体が目的ではありませんので、流行りに左右され近視眼的にならぬようにしましょうWw



2.運用ポリシーの策定


 いざ、運用するとなったまず手始めには運用ポリシー/マニュアルを考えましょう。自社の社風や雰囲気あるいは、敢えて柔らかい雰囲気で擬人化ささせた運用キャラクターを設定するなどの変化球も考えられます。

このあたりは上層部と現場との考え方をすり合わせるプレゼンが必要になってきますので、しっかりとした説明をご担当者または外部ブレーンと協議しましょう。以下に大まかなポイントを挙げてみます。


・どのような情報を配信するのか?(敢えてオープンに告知するのか)

・どこまでの情報をオープンにするかの線引き

・マネジメントシステム・コンプライアンス部署のガイドラインとの調整

・公式アカウントにするのか、非公式にするか

・誰(個人では限度があります)どの部署・チームが担当するのか

・ユーザから見た"どんな人"が喋るのか、パーソナリティorキャラクターの設定

・bot(自動応答システム)を利用するべきか

・情報の取扱いは、"発信のみか"、"双方向のコミュニケーション"とするのか

・投稿内容のチェック方法と体制

・フォロー可否、フォロー返し可否

・投稿対応への権限設定

・効果測定方法、経過/結果報告のタイミング

・その他(一気に綴ってますのでこの程度でご勘弁ください。)


 このように最低限レベルをざっと列記してみましたが、担当者サイドでは上層部にプレゼンする際には事前に他部署のキーマンとも根回しをしておきたいところですね。


 またキャンペーンなどの数カ月単位のアカウントではなく常設アカウントの場合、マニュアルを一から制作するには多くの時間と手間がかかるので、 基本事項とリスク対策を中心に外堀を埋めていく形で、まずは担当者レベルで策定していき、運用に伴い完成させチームレベルでのきめの細かい運用に昇華させ ていく、という方法も考えられます。
 


3.閑話休題/どんな風にtwitter活用してるか
 
 
 常設アカウントの事例として、例えば大手小売店舗ではユーザーが欲しい物などを投稿すると鴨をキャラクターとしたbotシステムが在庫チェック して呟く、など大きな話題となった常設サービスもあったり、金融系サービスではスーパーの店員風にサービスを紹介する、などの独創性でユーザ・コミュニ ケーションを行っている。

 キャンペーンなど期間限定アカウントでは、"認識共有"として「それあるよね」という事象を募集したり、商品化の可能性を示唆してユーザから の"アイディア募集"、"クイズ出題"、"イベント連携"、"twitterアイコンを募集してコンテンツ作成"などユーザ参加型の面白い施策にも仕立て られるようです。

今回は、中小企業のtwitter活用での導入編としてエントリーしました。
お付き合いありがとうございました。

次回は、実践編として中小企業のtwitter活用での運用方法について投稿ソフトや効果測定についても考えてみたいと思います。


それでは、また次回お会いしましょう。。

次回予告
中小企業Web戦略:第23回中小企業のtwitter活用-実践編











<プロフィール>

・名 前:中曽根 成司
/Seiji Nakasone

・仕 事:ネットマーケティングやプロモーション業です。
東京都渋谷区

・会 社:株式会社ゴールドプランニング

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